【みんなのモビリティプロジェクト】カーシェアリングのノウハウを伺いました!
個人・家族の課題解決地域を支える人材の支援・育成 美作市 ささえあう
みんなのモビリティプロジェクトでは2016年のスタート以来、観光、農業、福祉と様々なことに取り組んできました。その結果、特に福祉分野では
◯集落の住民で集まって交流を深める旅行企画「コミュニティをつくるバス」
◯温泉施設の空きスペースを活用した「集いの場づくり」
◯住民同士困りごとの助け合いを行う「助け英田しちゃろう会」
◯ガソリン代実費+任意の謝礼で運行してきた「無償運送(乗っちゃろう送っちゃろう活動)」
などが、現在カタチとなりました。
それらの取り組みを継続していくための参考にと、昨日は一般社団法人日本カーシェアリング協会の吉澤さんに、カーシェアのノウハウをお聞かせ頂きました。
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災で被災地となった宮城県石巻市で、カーシェアを軸とした地域づくり取り組んでこられました(詳細は「石巻カーシェア道中記」を御覧ください)。これまでのお取り組みのノウハウを元に、先日の岡山の豪雨災害後の支援にも来てくださっています。そのご縁から、この度上山にもお立ち寄りいただくことになりました。取り組みについて丁寧にお話をいただき、車を軸にした地域づくりに関してたくさんのヒントをいただきました。
今後は、石巻をはじめとした地域でのカーシェアのノウハウを「みんなのモビリティプロジェクト」を通して上山の住民の皆さんにお伝えいただきます。みんなのモビリティプロジェクトで行ってきた日常生活の支援の取り組みと、石巻で取り組まれていることの共通点は多々あるため、そのノウハウを取り込むことで、上山での取り組みが、より有機的に機能していくように思います。
トヨタモビリティ基金さんからの助成終了後も、地域での取り組みを継続していけるように。そのため現在の取り組みを、今回のような機会を頂きながら効果的に連動させていきます。こっからが正念場です。
日本カーシェアリング協会の吉澤さん、スタッフの井上さん、日本総研の佐藤さん、上山にお越しいただきありがとうございました!