11月15日（月）井笠圏域空き家フォーラムが笠岡市保健センターで開催されました。

岡山県では空き家の利活用を促進するため、5地区のモデル地区で具体的な取組みを実施してきましたが、こうした活動を持続性あるものにし、各市町村で展開できることが今後必要になってきます。

こうした中で、笠岡市より地域運営組織の研修を自治体単体よりも広域での連携をとって行いたいという声があがったことがきっかけとなり、空き家をきっかけにした地域づくりをメインに、民間や専門家など他セクターとの連携の話も盛り込んだフォーラムを井笠圏域（主催：笠岡市・井原市・浅口市・里庄町・矢掛町）で行う流れとなりました。

コロナ禍での開催となりましたが、井笠圏域以外からもご参加いただき、会場とオンラインで会を進行し、56名の地域や行政担当者の方々にご参加いただきました。

事例発表では「井原市まちづくり推進協議会連絡会議」「笠岡市金浦地区まちづくり自治協議会」「浅口市大谷元気いっぱいまちづくり協議会」「津山市城東地区×和田デザイン事務所」の４者から、これまでの取組みを紹介いただき、参加者からも質問や意見などをいただきながら全体共有を行いました。

実際に空き家の課題について問題意識を持ちつつも、どう進めていこうと悩まれている地域や行政担当者が多くいる中、こうした場で、市町村やセクターの垣根を越えて、具体的な取り組みを共有できる機会はとても貴重です。

今後、岡山県内全体へ広がりの輪を作っていけるよう、頑張っていきたいと思います。