岡山県内ローカルシンクタンク合同報告会開催
地域を支える人材の支援・育成 おこすつなぐはぐくむ
8月21日(土)ローカルシンクタンク合同報告会を開催いたしました。
各地で、人口減少・少子高齢化・都市部一極集中・ライフスタイル変化やそれに起因する労働力不足や税収減などによりこれまでの取り組み方や社会モデルでは対応できないことが増えてきています。
これらの様々な課題へ対応し、これからの暮らしモデルをつくっていくためには状況の調査・把握や分析をし、市民・民間が考える場や挑戦する機会をつくるシンクタンクの役割が重要となります。
私たちは、地域とともにあるシンクタンクを「ローカルシンクタンク」と呼び、その価値と活用法をより多くの方に知っていただきたいと考え、今回初めて岡山県内の3つのローカルシンクタンクで実行委員会を組織しこの会を開催することとなり、それぞれから以下のテーマについてお話しいたしました。
(1)NPO法人みんなの集落研究所
「地域目線の仮説から調査・提言と仕組支援で変えていく~新総合事業と地域運営組織の事例から~」
(2)公益財団法人橋本財団/ソシエタス総合研究所
「共生社会に向けてー外国人労働者受け入れの持続可能性について考える」
(3)一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所
「テクノロジーは地域を幸せにするか」
今回3団体合同で行ったことにより、地域への調査や課題解決のアプローチについて様々な視点からお話を聞くことができました。
そして、岡山県内外から行政・地域支援職員・中間支援組織・民間企業など約30名の方々にご参加いただき、各々の立場や視点からご質問を頂きながら3団体のクロストークセッションができたことで、より深い学びを得ることができました。
そして、ローカルシンクタンクとしての役割について改めて考察しつつ、今後もそれぞれが検証・実証してきていることをより一層広げていけるように、今回のような合同での学びと発信の場を作っていくことができればと感じております。
今後とも三社をよろしくお願い申し上げます。