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空き家利活用市町村キックオフ説明会

5月 20, 2022

地域を支える人材の支援・育成 備中県民局管内備前県民局管内美作県民局管内 おこすつなぐはぐくむ

令和4年5月16日、17日、18日の3日間で、美作、備中、備前の3県民局の各市町村担当課を対象にした

「空き家利活用市町村キックオフ説明会」が、岡山県住宅課により実施されました。

 

岡山県の空家率は全国平均を上回り、今後も増加していくことが予想されています。

平成27年に空家法が全面施行され、各市町村では様々な対策を実施している中で、市町村の取り組みを支援するため、岡山県では複数の支援事業を展開しています。

みんなの集落研究所では、その事業のうちの一つである「地域の空家利活用支援コーディネーター派遣事業」の委託を受け、県住宅課と一緒に事業を進めております。

 

この事業の前身となった「空き家モデル地区事業」では、県内5地区で地域での空き家利活用に取り組み、それぞれに成果がみられました。

地域を主体として進めていくことでより高い効果が得られた事業となり、こうしたノウハウを他地域へも波及させるべく令和3年度からコーディネーター派遣事業として再スタート。

昨年度はコロナの影響もありましたが、モデル地区以外にも取り組みをスタートさせている地区が複数みられています。

また、市町村の担当課からも、情報共有の場を希望する声があがり、令和3年度は井笠圏域を中心とした空き家フォーラムを開催しました。

こうした動きがある半面、空き家課題の取り組みを進めていくうえで、行政内での関係課間、地域や専門家、外部団体との連携など、まだまだ多くの市町村が課題を抱えています。

 

今回は、各市町村の現状共有、意見交換を行いながら、市町村間のネットワークづくりも大切にし、説明会を進めていきました。

空き家課題解決のためには様々な方向から、各分野の取り組みが必要となります。

今回ご参加いただいた市町村のみなさまはじめ、各セクターの方々と、主体となる「地域」のみなさまとこうした活動を進めていくために、邁進していきたいと思います。

 

5/16:美作県民局

5/17:備中県民局

5/18:備前県民局