第1回 日本遺産コピーライティングワークショップを開催しました!
11月 7, 2018
県内外で活躍のクリエイターの方々と一緒に、コピーライティングを全3回の講座で行うこのワークショップ。まず弊NPO代表の石原からコピーライティングとは?の説明。
◆11月3日時点の気になる文化財ランキング
◆次回
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倉敷市岡山市総社市赤磐市 おしらせはぐくむ
11月3日(土)13:30~16:00、勤労者福祉センター大会議室において、日本遺産コピーライティングワークショップの第1回 「文化財の価値と来訪者の目線を知る」を開催しました。(主催:日本遺産「桃太郎伝説の生まれたまち おかやま」推進協議会(岡山市・倉敷市・総社市・赤磐市)/事業受託者:NPO法人みんなの集落研究所)
これは、日本遺産認定を受けた「桃太郎伝説にまつわる27の文化財」の魅力を伝える言葉を考える(コピーライテイング)ワークショップで、当日は30名強の方にご参加頂きました。
県内外で活躍のクリエイターの方々と一緒に、コピーライティングを全3回の講座で行うこのワークショップ。まず弊NPO代表の石原からコピーライティングとは?の説明。
その後アイスブレイクとして、グループ内で自己紹介のコピーと桃太郎についてのイメージを共有頂きました。
そして本日のメインその1「文化財の価値を知る」のコーナーでは、総社市教育委員会武田 恭彰氏に「歴史資料から桃太郎伝説の起源を考える」の内容でご講演をいただきました。
「似たような物語が全国にある中、桃太郎伝説が吉備の国に生まれた理由とは?」
「桃太郎伝説は先人たちのコピーライティングの結晶だった!?」
などなど、これまでの遺跡発掘作業・ご研究等に裏付けられた、あらたな桃太郎伝説の楽しみ方をご提案頂きました。また最後に、「地域の方々が地域に伝わる歴史文化(桃太郎伝説)を楽しむことが大切で、それが出来ている地域は、継続して観光客も足を運んでいる」と、このコピーライティングワークショップへのメッセージとともに、お話を締めくくられました。
続いてメインその2「来訪者の目線を知る」では、㈱日本旅行の菅谷隼氏と㈱mononofuの清水秀樹氏に、オンラインアンケートを通じて把握した、日本遺産「桃太郎伝説」を商品化する際に、どんな層にどのように訴求すべきかについての分析結果をご紹介いただきました。
「数ある日本遺産の中での桃太郎伝説についての認知度の高さ」
「旅行を楽しみ、かつ日本遺産に関心を持つ層は?」
「桃太郎伝説を構成する文化財が物語る、一般的に知られる桃太郎の話とは異なる解釈の、観光商品への活かし方」
などなど、マーケティングの視点からのコピーライテイングのご提案は、今後案を考えていく上で、対象を想定することとその伝え方のヒントをいただきました。
上記2つを受けてグループで感想共有をいただきました。「本日のポイントだと思った点」「現時点で気になっている文化財ベスト3」について書き出したものを、それぞれのグループ内で共有頂きました。身を乗り出してお話をされる方もいたり、今日の話を聴いての心境の変化などなど共有各テーブルとっても盛り上がっていらっしゃいました。
このように始まった日本遺産コピーライティングワークショップ。第2回目は11 月24日(土)、同じく13:30~16:00 勤労者福祉センターにて開催です。第2回からのご参加も可能ですので、ご感心ある方はどうぞご参加下さいませ!
◆11月3日時点の気になる文化財ランキング
1位…鬼ノ城
2位…楯築遺跡
3位…吉備津神社、血吸川