2023年12月～2024年1月にかけて、令和5年度「地域振興の核となる人材育成講座」が、県南3回・県北3回、計6回、津山リージョンセンター、きびプラザ・土橋交流センターの3会場で開催され、企画から当日の運営のサポートをさせていただきました。

県南会場は第1回きびプラザ・第2回第3回は土橋交流センターで行いました。全3回を通して地域から21名の参加、17名の行政職員の方の参加がありました。
津山会場での講座には17地域から39名の参加、行政職員の方も20名が参加がありました。
 
この講座は、農にまつわる地域の将来を、地域を構成するいろいろな人たちが一緒になり、地域の課題やその対策について検討していくために、話合いの雰囲気作りからワークショップによる課題検討、地域戦略の立て方などを実践を交えて学ぶ講座です。
全3回を通して、実際に参加された方の地域の地図を使って、地域の現状把握を行い、未来予想図を作成し、今回の講座での話合いをもとに具体的に地域でスタートしたいことの話合いを行いました。

地図ワークの活用方法についてや気づきとして、「地域計画や集落戦略の作成につながる」、「地域の現状を地図化していくことにより当事者意識が芽生え、参加者同士で課題の共有ができる」、「防災や地域づくり全般で活用できるのではないか」といった声が挙がっていました。
小規模多機能自治(まちづくり協議会や地域運営組織等)や農村RMOの形成推進も進む中、ますます農業と地域づくりに繋がりを持たせて取り組みを進めていくことはとても重要になっており、みんなの集落研究所としても若い世代や次の担い手となる方々へ繋げていける場も作っていけるように進めていきたいと思います。