美作市上山地区のいちょう庵にて、みんけんスタッフの農地農業を取り巻く制度や地域の方々との関わりなどについて研修をしていただきに伺いました。弊研究所では、近年、県の農業振興事業や農村RMOなど農地に関する事業に携わることが増えている中で、農家出身ではないスタッフもおり、改めて基礎情報から最新情報までを学び合う機会となりました。

今回の講師は、みんなの集落研究所の執行役であり、NPO法人英田上山棚田団 の理事でもある梅谷真慈さんと水柿大地さんです。
みんなの集落研究所スタッフが集落支援に訪問させていただいている地域は農村地帯が多く、頻繁に農地山林などの困りごとが話題として上がるため、地域の方とコミュニケーションをとっていく上で、それらの管理に必要なことを教えていただきました。棚田の特徴をはじめ、行政からの支援メニューなどについても具体的に手続き用の書類を見ながら説明していただき理解を深めました。

お昼休みは、月一回上山で開催されている地域のサロンに参加させていただき、地域の皆さんと一緒に春の野草の天ぷらをごちそうになりました。キノコ栽培・農作業・昔の上山のことを聞きながら、ネギ坊主やタケノコやこしあぶらなどを大変美味しくいただきました！ご馳走様でした。

午後は、県南県北各事務所チームに別れ、それぞれに大切にしていることを確認しながら、それを元に今年の各事務所の「スローガン」を考え発表しました！

県南事務所の2023年度スローガンは「『同心協力』～足りてないを自覚する～」です。

・県南チームとして連携を大切にし、心を一つにして地域のみなさんの取り組みのサポートができるように心がけます。
・そのためにも、地域の当事者であるみなさんの問題やテーマを自分ごととして捉えて感じる力を大切にします。
・そして、「足りてないを自覚する」を合言葉に、地域と向き合ったときに現在の自分たちの活動が十分ではないことを自覚し、地域のために足りていないこと、本当に必要なことを考え続けます。

県北事務所の2023年度スローガンは「ほっと、フラット、Smile」です。
・地域の方や高校生が、事務所に気軽にフラっと来て、自由に話ができる雰囲気作りをします。
・地域の皆さんとお話する際に、笑顔を大切に対応することで、気軽に頼られる人になる（話しやすさ、雰囲気、笑顔、ポジティブな返事）よう努めます。
・事務所スタッフ間でフラットに、楽しいこともミスに対してのフォローや改善を心掛け、苦しいこと大変なことも共有し合うチームを目指します。
・地域課題の解決について先読みをしながら糸口を探り、地域の方がお困りの状況を改善し、ほっとできるように努めます。

その後、スタッフ全員が週末に予定している中国5県研修に向け、「研修参加に向けての心構えや目標」（一部スタッフは講師としても参加）を、
最後に今年度の目標「半期後・1年後に達成したいこと」を各自で考え、共有して終了しました！

みんなの集落研究所スタッフ一同、今回の研修や中国5県研修を活かし、地域のみなさんの知恵袋となれるよう学び続け活動してゆく所存です！
今度ともどうぞよろしくお願いいたします。