集落による集落のためのシンクタンク

【市町村空き家対策モデル地区事業】浅口市大谷地区の金正館で、空き家改修体験ワークショップを開催しました!

2月 5, 2020

集落・組織の課題解決 浅口市 おしらせつなぐまもる

さる2月1日(土)に、浅口市金光町大谷地区の一角、旧金正館(きんせいかん)を会場に、空き家改修体験ワークショップ(コンクリートでの土間づくり)を行いました。10時の開始からから12時の終了まで約2時間、12名+αの方にご参加いただき、ともに汗を流しながら活用に向けた情報交換が行われました。

金光教本部の門前町、大谷地区の一角に昔ながらの雰囲気を残す建物「金正館」があります。かつては食堂として賑わっていましたが、10数年前から空き家になっています。現在その建物を、地域の方が主体となり、たくさんの方が集えるコミュニティスペースやカフェのオープンを目指して改修するプロジェクトが進行しています。昨年度第1回目として天井剥がしWSが開催されましたが、今回は第2回目として土間づくりWSが開催されました。

 

 

大谷地区元気いっぱいまちづくり協議会長の西さんからのご挨拶、県住宅課青木副課長の事業説明、みんけんスタッフからの本日の流れご説明のあとに、当日講師を務めて頂いた、小野工房の小野さん、宗本工芸所の鈴木さんから作業内容と注意事項のご説明を頂きました。その後タイミングよく生コン車も到着。教えて頂いた作業上の注意やコツを早速活かした作業が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

事前説明のとおり、①生コンからコンクリを一輪車で受けとり→②屋内の段差を乗り越えるサポート→③土間部分への流し込み→④スコップでの均し作業→⑤木ゴテでの抑え作業 を交代しながら行いました。作業途中には地域の方も見学に来られ、金正館の再生に向けてワイワイと作業する様子を、ご覧いただくことができました。

終了後には23日に予定されている先進地視察(総社市商店街筋と高梁市吹屋地区が予定されています)と29日開催の次回WSのご紹介、大谷地区の空き家の状況、金正館の活用案について情報共有や意見交換が行われ、終了となりました。(WSはここで終了でしたが、小野さん、鈴木さんにはその後も金ゴテでの作業等、仕上げ作業を頂きました。ありがとうございました!)

このように大谷地区金正館、着々と再生に向けて改修が進んでおります。次回WSは2月29日(土)10:00~12:00 壁塗りWSを開催予定です。先進地視察も予定されていますので、一緒に活動したい!関心がある!という方は是非ご参加ください!(詳細はリンク先からご覧ください)

2月23日(日) 古民家活用見学バスツアー
2月29日(土) 空き家改修体験ワークショップ(壁塗り)

【市町村空き家対策モデル地区事業とは】
当事業は岡山県が進める、市町村の空き家対策の取組を促進するための事業です。みんなの集落研究所などのNPO等と連携し、空き家対策に関心の高い地域をモデル地区に設定し、地域住民とともに空き家の利活用を積極的に進めることで、先進的事例や活用ノウハウ等を蓄積し、他の地区・市町村へ普及させることによって、他の市町村・地域での空き家利活用等、空き家対策の取り組みが促進されることを目的としています。