令和3年度「地域振興の核となる人材育成講座」が、津山リージョンセンター、倉敷市芸文館、建部町文化センターの3会場で開催されました。

この講座は、農にまつわる地域の将来を、地域を構成するいろいろな人たちが一緒になり、地域の課題やその対策について検討していくためのノウハウについてお伝えする講座で、3回にわたる講座が企画され、今年度は第2回目までが開催されました。（3回目は新型コロナウィルス蔓延防止措置により中止）

●第1回：地域での話合いのススメ（地域での話合いの重要性とその効果やポイント、上山集落の事例紹介）

●第2回：地域を知ろう（参加地域の地図を使用し地域の現状、強み、課題などを可視化できるワークを実践）

●第3回：地域での戦略立て（実際に地域戦略の計画づくりの予定であったが新型コロナの蔓延防止措置により中止）

参加地域からは「今回の講座のような地域での話合いの必要性を感じているものの、どうスタートし進めていけばいいのか分からなかった」「まちづくり協議会（RMO地域運営組織）等での話合いはするが、農業のことはこれまで別だった」といった声が聞かれ、今後ますますこうした手法を地域や地域を支える市町村担当者へ伝えていく機会が重要になってくると感じました。