集落による集落のためのシンクタンク

磯上地区で地域の課題を考えるワークショップでした!

2月 20, 2019

集落・組織の課題解決 瀬戸内市 おこすささえあうしらべるつなぐはぐくむまもる

2月16日に瀬戸内市磯上地区で、ワークショップのお手伝いへいってきました。
29年度に瀬戸内市全20地区で実施した「地域を考える会」での話し合いが好評で、
「あれから少し時間が経って、もう一度みんなで地区のことを考える時間が必要だ!」ということで
ワークショップをしようとなったとのことで、お声がけをいただきました。

磯上地区では6つの自治会がそれぞれのところで頑張っておられますが、6つが一緒になって、
磯上としてまとまって地域のことを考えたり、取り組んだりということがこれまで以上に増えてきたタイミングでもあったので、今回そのような会を設けることになりました。

流れとしては、前回おこなった「地域を考える会」をしながら、そのとき出た磯上地区の課題が大きく5つあったので、
それを今回用に整理をし直して、「高齢者・福祉」「子ども・子育て」「空き家・耕作放棄地」の3つのテーマに分かれて、ワールドカフェ形式で話し合いを進めました。

それぞれのテーブルで「高齢世代は買い物や移動が困るのでより外との交流がなくなってしまう」
「若い世代や子どもたちにこの地区に住み続けたいと思ってもらわないといけない」
といった意見などがたくさん出されて、どうすると良いかをみんなで考えました。

「空き家や耕作放棄地対策は地区でまとまって現状把握したり行政と連携していくことが大切」といった話や
「地域のみんなが気軽に集える場が必要」「子どもに家庭で仕事や家の話をする」という身近なアイデアまで幅広くたくさんの意見が出て、これからに向けての話し合いが活発に進んでいました。

さすがは磯上という感じで、終始議論が盛り上がって、
これから取り組む上での課題の再整理と、磯上としての気運を高める会になりました。

今後の展開が楽しみです。