022年3月23日（水）は久米南町全間地区にて、全間自主防災会の皆さんとの防災ワークショップにお邪魔しました。

全間地区では、災害時に孤立化を防ぎ、情報の伝達を的確に行うことで、災害が起こった時に誰一人怪我や悲しい思いをすることのないように具体的に備えるためのワークショップを令和3年度に4回に渡って開催しました。

4回目の3月23日には役員の皆さんや消防団の若手の皆さんなどにご参加いただき、15名で開催しました。

最初に、今年度の振返りをして、皆さんが積み上げた成果をしっかり確認し、その後情報伝達で活用するために全間自主防災会のグループLINEを作成しました。消防団の若手の皆さんが、役員の皆さんのLINE登録にご協力くださり無事作成できました。

その後、来年度の計画を会長中心にお話して、皆さんと話合い、その場でスクリーンに映しながらスケジュールを整理してみました。 その結果、要支援者の方のリスト整理とLINEを使っての情報伝達訓練を年度初めに行い、台風時期に実際に運用してみることになりました。年度後半は情報伝達網やルール等を少しずつ改善を積み重ねて形にしていく予定です。 最後、自治会長からのご挨拶で、「最初は心配でしかたがなかったが、打合せから始まり、少しずつ話合いをしながら防災の関心が高まり、組織だけだったものが魂が入った。また、ワークショップをして話をする手法が、みんながお客さんではなく、みんなが主体になることができたので、これからもこの手法で進めたい」とお言葉をいただきました。 みんなの集落研究所としても、とても嬉しくありがたく受け止めました。

お忙しい中、いつも積極的に自分ごととして、会に参加していただいたおかげで、次年度以降にも繋がる結果となりましたね！ 全間の皆さん、お世話になり、ありがとうございました！