おもいやりの移動販売事業者協会のご紹介
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移動販売 ×○○=可能性
おもいやりの移動販売事業者協会のご紹介
おもいやりの移動販売「4 つの行動規範」を順守し、お客様のことを考えた事業運営を行う移動スーパー・移動販売事業者による協会組織です。各地の移動販売事業者の中で本会の掲げる行動指針を順守して事業活動に取り組む事業者が連携・協力することにより、おもいやりをもった移動販売事業者(以下「おもいやりの移動販売事業者」と称します。)が地域に増え、ご利用者様の生活とそれを支える移動販売事業者の事業継続が実現される社会の実現を目的とします。
地域の方々の暮らしを「買い物」という面でサポートすることを主軸としながら、見守りなどの福祉的役割、集荷や代行などの流通の効率化、都市間連携の橋渡し役、地域おこし協力隊や遺留者のキャリアとしての取り組みなど、移動販売の可能性を広げるとともにその持続可能な在り方を検討していきます。
【事業内容】
(1)おもいやりの移動販売事業者間の連携・交流事業
(2)おもいやりの移動販売事業者に関する研修事業
(3)おもいやりの移動販売事業者に関する広報・啓発事業
(4)おもいやりの移動販売事業者による新規連携やサービス開発事業
(5)おもいやりの移動販売事業者に関する政策提言事業
(6)その他、目標達成のために必要な事業
【会長挨拶】
皆様、想像してみてください。自家用車を持っておらず、食べ物を買いに行くにもお店が近所にない。もしも、そんな状況で生活をしなければならないとしたら、どうやって食料品を手に入れますか?
前もって、あらかじめ必要なものを予約するなら注文販売。ウェブサイトから購入するなら、インターネット販売。商品を手に取り、その時に必要だけ購入するなら移動販売。私たちはいろんな方法で食料品を手に入れることができます。
中でも、移動販売は、私たちの生活に密着した販売方法の一つです。その歴史は、なんと江戸時代にまで遡ります。当時、大都市に労働者が集まるようになり、外食の需要が高まっていくと、路上で蕎麦や握り寿司、おでんや焼き鳥などを売る屋台が賑わうようになりました。その後、天秤棒を使っていろんなものを売り歩く行商が広まっていったと言われています。
明治中期以降は各地で道幅が広げられ、リヤカーによる移動販売が用いられ、ラーメンやたこ焼き、石焼き芋など、今でもお馴染みの食べ物で、現在知られているような移動販売の原型となりました。戦後には、自転車でのアイスキャンデー、豆腐、ポン菓子などを売る移動販売、昭和 30 年代のパン屋など、どこか懐かしさを感じられる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
令和 4 年農林水産省「食料品アクセス問題」に関するアンケート結果によりますと、全国の1043 の市町村が、「住民の高齢化」「地元小売業の廃業」などにより、食料品の円滑な供給に支障が生じている「食料品アクセス問題」が顕在化していると回答しています。行政が行う解決方法としては、空き店舗を活用した常設店舗の出店や乗合タクシーの運行、民間事業者が行
うものとしては移動販売や買い物代行が挙げられています。
江戸時代から現代まで。移動販売は、私たちの生活のすぐそばにあるのです。
私たち、おもいやりの移動販売者事業者協会は、日々、日本各地で移動販売をおこなっている事業者が「持続可能な移動販売の普及と啓発」を目指して設立されました。売上第一ではない、四つの行動規範を掲げ、日々の活動をおこなっております。
これからも「ご近所以上、ご家族未満」の存在として、私たちはお客様に寄り添い、日々の生活の一部になれるよう、真心を社会に伝えてまいります。
おもいやりの移動販売事業者協会
会長 成田賢一(いどうスーパーロンドン 店主 )
【ご入会について】
おもいやりの移動販売事業者協会では共に考え活動していく会員を募集しております。
末尾の事務局までメールにてお申込みください。
【会員になると…】
①事業者間の交流会や情報交換会に参加できます。
②先輩会員への相談や研修会参加ができます。
③フォーラムなどの PR や認知拡大の機会に参加できます。
【会費】
無料
※研修会への参加費や協会 PR のための必要経費等は会員で協議の上、分担金をご負担いただく場合があります。
【お問合せ先(事務局)】
おもいやりの移動販売事業者協会(事務局:NPO 法人みんなの集落研究所)
電話 086-206-6140 E-mail npominken@gmail.com
※NPO法人みんなの集落研究所では「おもいやりの移動販売事業者協会」の事務局を務めさせていただいております。